パティシエ見習い in ドイツ

ドイツで製菓の職業訓練中。yamakochenのマイペースな日常と製菓・カフェにまつわる情報の記録。

見習い中のお給料について

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いかにもヨーロッパという感じの街並み。

海外生活に憧れを抱く方も少なくないと思います。

ですが、実際海外で自分の志を貫き通すことは、逆境を乗り越えられるだけの本当に強い意志や決心がなければ難しいです。

今回はお金の面について、少しお話させていただきます。

 

見習い(Ausbildung:職業訓練)中のお給料はとても低いです。

私が働いている会社はチェーン店を持つ比較的大きな会社なため、お金の面は比較的恵まれていますが、規模の小さな職場となると、より経済的に苦しくなるかと思います。

 

私の場合、職業訓練1年目の月給は615€、そこから保険料や税金で約125€が引かれ、手取りは約490€です。

助かるのは、私の会社は寮を提供してくれるので、家賃が約165€で済むことです。(光熱費は半年もしくは1年単位でまとめて支払っています。)

手取り約490€から家賃訳165€が引かれ、家賃以外の1か月の生活費は約325€です。

 

※私が住んでいる町は家賃がとても高く、家賃補助などがない限り、お給料が家賃で飛んでいくか、借金や他のバイトをするかしないと暮らしていけません。

ドイツ人の職業訓練生のほとんどは、自宅暮らしです。

 

私の職場はケーキ部門とパン部門があるのですが、パン部門の方は毎日深夜24~1時頃の出勤で、ケーキ部門も1時に出勤することがあります。

ケーキ・パン部門の職業訓練では22時~5時が深夜労働とみなされ、私が今まで経験したところでは、夜勤手当がつくと15€~115€程お給料が増しました

夜勤手当があれば、いつもよりお金に余裕のある生活ができますが、とはいえ、

職業訓練生も正社員と同じく1日8時間労働が基本であることを考えれば、日本でバイトをしている方がよっぽど稼げます。

 

ですので、これからドイツでパン作りや製菓を学びたいと思われている方は、ある程度貯金をしてこられることを個人的にお勧めします。

(もちろんこちらで職業訓練をしながらバイトすることもできますが、職業訓練中はバイトできる時間が限られている上、職場や職業学校で学ぶこともたくさんあり、そちらの復習にあてる十分な時間を確保することも大切です。

一方、日本で働いていた方からすると、日本人は働きすぎなので、職場に慣れさえすれば、こちらの生活が比較的余裕のあるものに感じられるかと思います。ですので、後々人によってはバイトをする余裕が出てくるかと思いますし、実際しておられる方も知っています。

いずれにせよ、金銭面の余裕があれば、心に余裕が出ることに変わりはないです。)

 

少しネガティブお話をしましたが、贅沢をしなければそれぼど厳しいことはありません!

ただ将来のプランや、今取りたい他の選択肢を考えると、金銭面が悩みの種になることがあります。

 

しかし、やっぱりカフェ文化に馴染んだ街並みは魅力的です♪♪

写真の右側のピンクの建物:Konditorei(コンディトライ)がケーキ屋、Bäckerei(ベッケライ)がのパン屋の表記です。

写真の左側のカフェのお洒落な看板:ドイツではこうした上から吊るされた金属で素敵なモチーフが施された看板をよく見かけます。

南ドイツのGarmisch-Partenkirchen(ガルミッシュ・パルテンキルヒエン)という自然の眺めがとても綺麗な街です。

 

将来ドイツで製菓や製パンを学びたいと思っておられる方、どんなことがあっても前向きにBleib Stark!(強くあり続けて)です!!

もちろんいつも強くいられませんし、お休みも必要ですが、自分の強い気持ちだけは見失わないようにしましょう(^^)(←半ば自分への言い聞かせ)