パティシエ見習い in ドイツ

ドイツのケーキ屋で見習いしてました。日々のつぶやきと製菓・カフェにまつわる情報の記録。

笑っている

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最近は書きたいことが沢山ある。
本当は試験勉強に取り組むべきところだが、書きたいことを忘れないようにして頭がパンクする前に、吐き出そう。
それだけ頭が活発に動いているんだろうというのは嬉しいこと(。・ω・。)
ここ1、2週間職場でよく笑っている。
気づけば半年ほどずっと疲れたような笑いしかできていなかったような気がするし、前向きになろうとしてもまたネガティブな波に押し寄せられるような日々だった。

変われた理由はよくわからないけれど、何となくわかる。

まず1つ目は、ずっと自分の中で変わらないと、変わるために行動しないとと思っていたことが、だいぶ時間はかかってしまったけれど、できたことだ。
変わるための大きな勇気を出す重荷からか、人前で泣いてしまうということもあったけれど、その勇気のおかげで周りの環境が変わったと感じることもあるし、行動できた自分に自信もついた。
ずっと一歩を踏み出せない自分に自己嫌悪ばかり抱いていたけれど、最近は自分を認められることが増えてきた。

そして2つ目は、最近部署が変わり、新しいことを学べる環境で気持ち新たに仕事に取り組めていることだ。
以前の部署では、新しいことを学びたいという気持ちとは裏腹に、自分はこれをやってみたいということを口に出せない自分が嫌になり、そしてまた、自分のコンディション、キャパシティを超える要求に応え、責任を負うことに疲れ切っていた。

でも厳しい対応も、私を信じてくれているからこそのものなんだろうと、今は以前よりも客観視できるようになった。
だから、基本的には以前から会社の仲間を信頼しているので、つらいことを言われても大丈夫だったけれど、今はより何があっても心に負荷がかからない程度で受け取れていると感じる。

そして3つ目。
ちょうど部署が変わる前の話になるが、体の具合で不安になることがあったので、病院に行くことにした。
症状をドイツ語でしっかり伝えられるかわからない不安と、対したことでないだろうし行くべきでないかなという思いで、なかなか踏み出せなかったのだが、勇気を出して良かったと思えることがあった。

ドイツでは皆かかりつけ医を持っていて、私も一応今まで2回お世話になった近所のお医者さんがある。
今回3度目の診療だったが、前回前々回に引き続き、お医者さん、看護師さんともに皆優しい対応だった。

初めて訪れた時、実は他のお医者さんが閉まっていて、引越し先のすぐ近くで営業しているところがあったから、というのが大きな理由でこちらにお世話になっているのだが、不安と疲れを癒やしてくださる素敵なお医者さんに出逢えたことに、何かご縁があったのかなと感じた。

そして、このかかりつけ医に紹介してもらった神経科に行くことになったのだが、予約した日にはもう気になっていた症状も出なくなっていて、「こんな大したことないことで行ってもいいのかな、行く必要なんてないよな。」などと思いながら、足を踏み入れた。
すると、お医者さんは素敵な笑顔で出ていた症状の原因を説明してくださり、「ああ、あんな風に思わないでよかったな。」と心が軽くなった。

そして私も不安に思っている人の心を軽くできるような、小さな光を与えられるような人になりたいな、と思った。

そうやって心が癒やされたとともに、自分の体に大きな異常もないとわかったからなのだろう、元気になった。
でもやっぱり一番の理由は、心の疲れや重荷が減ったからなんだと思う。きっと心の不調が生活の不調を引き寄せ、それが体に出るということが多いと思う。

まだ、変わらなければならないことはあるし、見習い期間が終わるまでの約8ヶ月間、乗り越えなければならないことが待っていると思うと、やっぱり苦しくなる。
それでも、少しづつ克服していけばいいんだ、そう気楽に考えられるように最近はなって、きっと大丈夫、そう思える。