パティシエ見習い in ドイツ

ドイツのケーキ屋で見習いしてました。日々のつぶやきと製菓・カフェにまつわる情報の記録。

過去へと駆け巡るジェットコースター

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ここ1、2週間ほど、高校から大学、社会人生活のいくつかのシーンが、目まぐるしく蘇ってきて、過去へと駆け巡るジェットコースターに感情を振り回されています。

目の前のことに集中したいのですが、気持ちがふわふわと落ち着かないので、書き留めることにしました。

 

今の私も大きくは変わらないけれど、

特に高校・大学時代の私は、周りの目を気にするビビりな弱虫で、会話や人の輪に混じるのがとても苦手でした。

期待に応えることの重圧を必要以上に感じていて重圧に押し潰されそうになったり、完璧主義との闘いでバランスが取れなくなったり。

そして、誰にも嫌われたくないという思いも強く、いい子・できる子を演じていたと思います。

自分の駄目なところは隠そうとしたり、失敗を恐れて出来ない時はすぐにへこんでいたりしたと思います。

(今思えば、すぐにできることなんてないし、下手を繰り返して上手くできるんですから、間違うのを恐れてること自体がおかしいんだと感じますし、

自分の上辺だけ見せていても、結局分かり合えないんだと思います。)

 

社会人時代は、短く表そうとするととても複雑ですが、自分の中にネガティブな感情を溜め込みすぎて吐き出さなかったことや、自分としっかりと向き合えていなかったことが原因で、崩壊したという感じです。

 

今、こうやって過去に振り回されている、というのにも、いくつか種類があると感じていて。

 

一つ目は、

根底では過去も今も自分は変わらないので、今の生活で同じような苦しみを体験して、

過去のつらい思い出がフラッシュバックしてきている、というもの。

 

二つ目は、

過去の自分と照らし合わせて今の自分の強さを実感し、過去の自分が少し自分でないように感じられる、ということ。

 

三つ目は、

過去行動に移せなかったことの後悔が、やり場のないもやもやとなって心の中を渦巻いている、というもの。

 

でも、今日ぶわっと流れ込んできた記憶は、後悔のはずなのに、心苦しいけれど同時に小さな輝きを放つような懐かしさとなって、

どうしてこんな時にこんなことを思い出すんだろう、と不思議な気持ちになりました。

その時そういう結果になったのは、きっと何か意味のあったことだったような、そんな気がします。

 

その時の過去を、未来で変えることはできるでしょうか。

本当はもっと話したかった人、お世話になった人、もっと心を開いておけば仲良くなれたかもしれない人、今はどうしていらっしゃいますか。

 

皆それぞれ色々な経験を積み重ねていらっしゃることでしょう。

 

色んなもやもやが頭と心を渦巻いて、今日はぐっすり眠りたいなあ。


私が今の夢を保てている原因のひとつは、過去を清算するためな気がしてきました。