彼を知ったのは日本で働いている頃。
様々な曲をその曲の世界観に浸って演奏する(髪型や服装はまるで曲の世界に住んでいるようで)、彼の個性的なアレンジに、仕事の疲れを吹っ飛ばし癒してもらえた。
夜眠れないベッドの上で、そして通勤中に聞いていたのも覚えている。
ブログに一度彼のことを紹介しようとした時があった。
それは、私がドイツに来てから、彼がオリジナル曲を発表して世間に知れ渡っていき始めていた時。
古参者ぶりたくはないけれど、「無名のアイドルを応援していたファンが、有名になってなんだかか嬉しくなるべきなのにつらい思いをする」というのはこういうことかなと、少し悲しくて。
でも、やっぱり彼の曲は彼にしか出せない世界観がたっぷりで、ああ藤井風さんだ、となった。
そして大晦日と元旦を一緒に過ごそうと言ってくれた友達が、ドイツにいながら紅白歌合戦を見れるように準備してくれた。
出演者情報など全く見ていなかったのだが、藤井風さんの自宅からの演奏に、友達も「えええ、他の出演者めっちゃ豪華なのに、こんなんでいいの。」とびっくり。
しかし彼はそんなでは終わらなかった。
サプライズで現場に登場するのみでなく、最後にはMISIAさんとの共演で、素敵なピアノの演奏とハモり、たっぷり音楽を楽しむ姿を見せてくれた。
なんて心が温かい人なんだんだろうなあと思った。
そして今の時代も悪くないな、と。
それからもうひとつ、紅白を見ていて思ったのは、私が子供の頃見ていた時からは圧倒的に進化した映像技術とエンターテインメント性で。
やっぱり時代は進化しているなと。
今までできなかったことが可能になっていく時代。
時代に置いてかれないように、
周りの情報に耳を傾けて、
でも情報に流されすぎず、
大切な情報を自分に取り入れて
生き抜いていかないと。
あじさいの写真は鎌倉旅行の時のもの。
私はあじさいが好きです。
何故あじさいの写真かって？
雨に似合うあじさい。
藤井風さんがカバーした、映画『言の葉の庭』の主題歌となった”Rain”が気に入って、日本で働いていた時は、通勤中に元気をもらっていました。
こちらに藤井風さんのYouTubeのリンクを貼らせていただきます↓↓↓
言の葉の庭 ED "Rain" - 大江千里 (秦基博) The Garden of Words - YouTube
ちなみにまだ『言の葉の庭』はちゃんと見れていません。
映像が現実のように綺麗だと聞いています。
技術の進歩と日本クオリティ。
