パティシエ見習い in ドイツ

ドイツのケーキ屋で見習いしてました。日々のつぶやきと製菓・カフェにまつわる情報の記録。

ショパン国際コンクールと私の大切なクラシック音楽の記憶

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最近、ショパン国際コンクールが開催されましたね!
この大会を知ったのは、中学生の頃だったと思います。
音楽番組『題名のない音楽会』で、歴代の受賞者スタニスラフ・ブーニンが取り上げられていて、彼の「英雄ポロネーズ」の演奏にとても衝撃を受けました。
私はクラシック音楽に全然精通しているわけではありません。
ですが、人生の中で影響を受け、よく聞いていた時期がいくつかあります。

まずは、先ほどお伝えした「英雄ポロネーズ」の演奏です。
私がエレクトーンという楽器を習っていたことは他の記事でご紹介していますが、エレクトーンを好きになる大きなきっかけになったプレイヤーに、MaxTakano(鷹野雅史)さんという方がいらっしゃいます。
鷹野さんが「英雄ポロネーズ」をエレクトーンでアレンジしておられて、楽譜を購入し練習に打ち込んでいました。
とっても難しく、楽譜の中に赤ペンで注意書きをいっぱいした記憶がありますが、演奏できるようになった時は達成感がすごかったですし、お気に入りだった曲を弾けた嬉しさがありました。

それから、これは小学校高学年の頃だったかなと思うのですが、父親がクラシック音楽にはまり、クラシックの名曲CDセットを購入したことがありまして、父親の棚のCDを「お父さん借りていい?」などと言って持ち出していました。
当時は、CDプレイヤーしかない時代で、布団に入る時に毎回CDをさしこんで、夜音楽の世界に浸って幸せを感じていました。
その当時は、交響曲「星条旗よ、永遠なれ」やベートーヴェンの「悲愴」がお気に入りだったと思います。

そして、大学時代ドイツに留学した時に、文化芸術学部を専攻し、音楽の理論や歴史の授業を受けていたのですが、授業や図書館で借りたCDの影響を受けて、当時はショパンやリストの音楽をよく聞いていました。
というよりかは、これも確か留学中に図書館でDVDを借りたのだったと思いますが、映画『戦場のピアニスト』、そしてこの作品中のショパンの曲がとても深く心に響いた、というのが、彼の曲を好きになる大きなきっかけだったと思います。

この『戦場のピアニスト』は実話を元にした映画ですが、主人公となっているピアニストのウラジスワフ・シュピルマンさんのCDを図書館で見つけ、図書館で借りれる枚数まで、その他の全然知らないピアニストのCDも借りるようになりました。
そうして出逢ったピアニストがLang Langさんだったと記憶しています。

そして確か同じくらいの頃、今年のショパンコンクールに出場された、当時はまだとても幼い牛田智大さんを知り、彼の演奏にとても惹かれていました。
牛田智治さんがLang Langさんから指導を受けている動画を見つけ、指導を受ける前の演奏も素晴らしいのに、彼の吸収力がすごくて、短時間の指導後の演奏は表現に驚くほどの差があり、驚くものでした。
そしてLang Langさんの人柄のよさ、指導の仕方というのも素晴らしくて、とても印象に残っている動画です。
ピティナピアノチャンネルPTNAに動画が残っていますので、この私の心の叫びというのを共有できればいいなあと思います。↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=jDSwnHxCfAc


今回、ショパン国際コンクール、特に牛田智大さんを通して感じたことがあり、また、次の記事でお伝えすることができれば、と思います。

写真は留学中にお世話になったキーボードでした(^^)