パティシエ見習い in ドイツ

ドイツのケーキ屋で見習いしてました。日々のつぶやきと製菓・カフェにまつわる情報の記録。

自分が憎い。

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仕事帰り、勤務中ぎりぎりのところで抑えていた、あるいは向き合わないようにと除外していた感情と悩みがぶわっと溢れ出して、自転車をこぎながら涙が止まらなかった。

会社で求められることと私の気持ちにはすれ違いが多すぎて、こんな気持ちで職業訓練を続ける意味などないんだと思う。
我慢でだらだらと過ぎていく無意義な時間より、他の生き方を選ぶ方がいいのかもしれないと思う。

諦めと言えばそうなんだろう。
だけど、こんな心の状態で続けることに何の意味があるんだろう。
決して会社が嫌いになったわけではない。
でも今は、もう私にそこまで求めないでくれという苛立ちと、求められることの重圧でしんどい。
でも、雇っていただいているのに、会社に貢献したいと思えるだけの意欲がないのが申し訳ない。
そして、学びたいという意欲よりも一日の仕事が無事終わってくれるのを望む毎日だ。

きっとここで辞めたところで次の人生また苦しいんだと思うと、先を生きる希望を失って生きるって残酷だな。
それでも束の間感じることのできる「生きててよかった。」という素敵な瞬間のために、生きたいと思ってしまうのだろう。

誰しも、人には理解できない苦しみや悩みを抱えている。
けれど、私はきっと恵まれた、強い人だと周りから見られているように思えて、裏側を理解してくれる人はいないのだろう、と思うと、虚しくなって、ただただ今は心許せる人のそばにいたい。

そんな気持ちが溢れてきて、涙が止まらなかった、という訳です。

いつも、ふと消えたくなる瞬間、涙があふれる瞬間というのは、自分の苦しみを理解してもらいたい時や言えないネガティブな気持ちがあふれ出る時なんだと思う。

自分を変えるこができたら、楽になることがたくさんあるだろうと思う。
でも、今まで生きていく中で培ってきたものを変えるのはなかなか難しくて、何故私はこんな性格なのか、と自分を責めては他人が羨ましくなる。
他の人だってそれぞれの苦しみがあるのはわかっているのに。

だめだだめだ。自分を責めてばかり、自分が嫌になる。
自分に自信がない時、自分を好きになれない時っていうのは、空回りばかりですね。

ネガティブな感情はなるべく書きたくはないのですが、今の私の海外生活はそんな感じで、
私の性格だから余計かとは思いますが、海外生活それほど簡単ではありません、という事実が伝わればと思います。

でも、涙を抑えられなくなる時はまた、できない自分への悔しさやもどかしさが溢れ出る時でもありますから、きっとまた一歩前進するための証ですね!

日本の紅葉は見頃でしょうか?
私は京都の東福寺の紅葉が大好きです。

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