ドイツでは明日11月2日(月)より、多くの飲食店がコロナの規制強化のため3週間休業します。
今回ご紹介するこちらのお気に入りのケーキ屋さんも、この期間中は閉まっているとのこと...
残念ですが、疲れると癒しを求めてカフェに行きがちな私にとって、節約の契機なのであります!(ポジティブ!)
さて、こちらのWiedemannというケーキ屋さんは、ミュンヘンから電車で30分ほど、Fürstenfeldbruck(フュルステンフェルトブルック)という街にあります。
写真のケーキはMocca-Basier(モカベゼー)というもの。
ベゼーというのは、卵白と砂糖を泡立てて乾燥させたお菓子。代表的なのはメレンゲですね。
実は私はメレンゲは苦手です。ただただ甘く、口の中で乾燥した砂糖の固まりが残るだけという印象でしたが、こちらのお店のものは、甘さ控えめ、モカの風味が心地よく、さくさくほろほろと口の中で溶けてしまうようでした。
ケーキだと思って頼むと大失敗なのですが、苦手だったメレンゲを美味しいと思えました!
実はあまり深く考えず、食べたことないケーキと好きなモカ味に惹かれて注文したのですが、食べてから「これは私が思うケーキではない!」と感じ、数日前に職業学校で習ったベゼーの知識を思い出したのでした。
こちらはBananenkuppel(バナーネンクッペル:バナナドーム)という名前のケーキ。
味は特別美味しいというわけではなかったけれど、見た目と名前が気に入りました。
こちらはHolländerkirschtorte(ホレンダーキルシュトルテ:オランダのチェリーケーキ)。
ドイツのパン屋さんケーキ屋さんでは比較的よく見かけるケーキです。
さくさくのパイ生地にサンドされたふわふわのクリームと、甘酸っぱいチェリーのハーモニーが素敵なケーキ。
なぜこの名前なのか知りたい...
甘さ控えめ口当たりの軽いクリームで、ぺろりといただけました。
Mocca-Sahne-Torte(モカザーネトルテ:モカクリームケーキ)という名前だったかな?
こちらのケーキ屋さんは、私がこれがドイツのケーキ屋のケーキ!とい思うような大きさなのですが、クリームが軽く甘さがしつこくなくて、全て平らげられてしまいます。
ただ、スポンジケーキは日本の方がしっとりふわふわしていて私の好みなのです。
ドイツのスポンジケーキはきめが粗めで少しぱさぱさとした印象を、私は受けます。
さて、こちらの街ですが、日本人が歩いているのを見かけたことがない。
ミュンヘンではたくさん見かけるのに。
店員さんが、数少ないアジア人を毛嫌いすることなく、珍しくて好ましく思ってくださったのか話しかけてくださり、嬉しかったです。
1回目の来店から1週間後にまた訪れたら、「あなたはケーキを食べるのがお好きなんですね(^^)」と声をかけてくださいました。
また、営業再開したら、絶対行こう♪♪
いつも食べられるより待った方がきっと美味しいね。