前回投稿からお時間いただきました(._. )
11月末、休暇の初日、姉がドイツに来てくれることになっていたその日に熱を出しました...
11月はストレスがたまっても、この休暇を心の支えに乗り越えていました。
高い渡航費を払ってくれ、一緒に旅程について話し合った姉に会わずにはいられないのです泣
その強い思いと、消えてしまいそうなくらいの体調不良で何をすることもできず、一日中寝ていたら、翌日朝には熱がひき、無事姉と共に休暇を過ごすことができました。
ですが、休暇を終え、回復しない体のまま出勤して体調を悪化させ、1日病欠してしまいました。
「休暇いただいてたのにズル休みだよな...」
「次の休みまであとちょっとだし、乗りきらないと...」
などと早朝に悩みながら、いつもは無理と言いながら結局諦めない自分ですが、
体調的に無理だということを認めたのと、「もういいよね休んでも。」という考えが浮かび、病欠の電話を入れました。
日本だったらきっと出勤していると思いますが、そういう考えに至ったのは、
①ドイツ人の友達から風邪の時は療養すべきと聞いていた
②職場で病欠する同僚を結構見てきたからです。
①についてですが、その友達曰く、風邪気味くらいでも自宅で安静にするようにする、日本人の同僚で咳込んでいて帰るように促したけれど帰らなくて何でだろうと思う、ということでした。
周りに風邪を移すくらいなら、しっかり休養して元気に復活するべきなのでしょう...!!
②に関して、正社員の詳しい規定はわかりませんが、正社員の方で病欠する方も結構見ているので、有給などが整っているであろうという予測に加えて、①に関連して無理をしないという考え方から来ているのではないかと思います。
職業訓練生は3日程度までであれば、医師の診断書なしでも病欠でき、それ以上はお医者さんに行って療養期間が明記された診断書をもらう必要があります。
なお、病欠が4週間までであれば、雇用主は通常通りお給料を支払うことが義務づけられています。
今回の病欠に関連して、働き方という面で思うことがあります。
私が職業訓練を受けている会社では、皆しっかり有給休暇をもらっています。その分シフトがこれで大丈夫なのか、という時もあります。
日本だったら、シフトが厳しいから出勤してくれないか、と言われそうなところだなと思うのです。
もちろん、仕事が生きがいで休みなどいらない!という働き方ができたらそれに越したことはないのかもしれませんが、
日本語の過労死という言葉が"karoshi"として世界で問題視されるほどで、日本人にとってワークライフバランスは本当にもっと重要視されなければならない課題だと感じます。
さて、病欠の話に戻りますと、やはり私が休んだことによって残業が増えてしまったようで、同期に「ごめんね。」と連絡をしたら、「そんな状態だったら何もできないよ。あなたのせいじゃないよ。」と言ってくれました。
「体調管理がなってない!」などと言われそうなところなのに、復帰後も温かく話しかけてくれる同僚がいて、優しさに救われました。
とはいえ、自己管理については反省しなければいけないので、ゆっくり自分のリズムをつかめるようにしていきます。
あまり得るもののない話になってしまった気がするので、旅行中の写真を少し。
タイトル『休んでいいカモ?』にちなんで、私の好きなカモの写真です。
Füssen(フュッセン)のホーエンシュバンガウ城近くにある水の澄んだ湖と共にどうぞ。