パティシエ見習い in ドイツ

ドイツのケーキ屋で見習いしてました。日々のつぶやきと製菓・カフェにまつわる情報の記録。

Flockensahnetorte-フロッケンザーネトルテ

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3連休を終え、11月初出勤のyamakochen。

少し気が重かったですが、出勤してみれば気楽に仕事を終えることができました(^^)

 

今日はFlockensahnetorte(フロッケンザーネトルテ)というケーキの一通りの工程を教えてもらいました。

"Flocke"は「雪のかけらや、そのようにふんわり、ひらひらとした薄い破片」、"Sahne"は「クリーム」を意味し、薄いシュー生地にたっぷりクリームを挟んだケーキです♪

ところで、シュー生地を作る時にBrandmixという粉を使ったのですが、何だこの粉は?と思っていたのですね...

そうしたら、Brandteigというのがシュー生地のことを指すことがわかりました!

"Teig"は「生地」のことですが、"Brand"は「火災や燃焼」を意味し、鍋で強火にかけるシュー生地の作り方に由来しているみたいです!

 

写真のFlockensahnetorteはKaufbeurenという街のCafé Weberhaus で頂いたものです。

生地の上に何のジャムを塗るか、クリームに他の具材を混ぜるのか、といったことは店によって様々なようで、こちらのお店ではクリームにチョコが入っていました。

大きく見えますが、ペロリと食べられてしまう、それがドイツケーキの魅力のひとつ。

 

これから、こうしたドイツの伝統的なケーキの紹介もしていきたいと思っています(^-^)

 

 【参照元】森本智子(2018). 『ドイツ菓子図鑑 お菓子の由来と作り方 伝統からモダンまで、知っておきたいドイツ菓子102選』. 誠文堂新光社. 239p